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      2017/10/05

【詳細解説】ビタミンによる喘息(ぜんそく)の効果的な治療法

 
【詳細解説】ビタミン・ミネラルによる喘息(ぜんそく)の効果的な治療法

~ ビタミン・ミネラルによる喘息(ぜんそく)の改善方法 ~
時に死に至ることもある、刺激物質への反応である喘息(ぜんそく)発作

これは特定のアレルギーまたは過敏症の素因を持つ人間が、動物の毛やカビ胞子、花粉等を始めとする空気中のアレルギー物質・大気汚染物質・冷気などに反応することで引き起こされると考えられる。単体でも勿論十分に不快かつ改善が必要な症状だが、感情の変化や運動・ストレスなどによっても引き起こされる。

この喘息には喘鳴(呼吸時に空気が気管を通る時、ぜいぜい雑音が鳴る症状)咳・息切れによる症状を伴うものと、気管支の炎症の二種類が存在する。そしてこの喘息症状により、肺の細気管支周囲の平滑筋が収縮し、気道が狭くなり呼吸が困難になると考えられている。

特に小児ぜんそくの場合には気道拡張剤や抗炎症剤だけではなく、食生活の改善による原因物質の究明・排除を一つの治療法とする病院も多い。

つまり普段の食事に含まれる特定のビタミン・ミネラルを摂取することで、劇的な改善も見られる可能性がある。そしてこれらの症状はビタミン・ミネラルの不足だけでなく、特定の成分により引き起こされることが判明している。

ではここからは、その具体的な数値と対処法をご覧いただきたい。

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喘息改善のために止めるべき成分・習慣

脂肪による肥満、体重増加

呼吸問題に繋がりやすい喘息は、太り過ぎの患者に多く見られると、全米ユダヤ免疫呼吸内科センターの栄養士であるラナ・ミラー氏による報告が行われている。

喘息そのものではなく体質・及び体脂肪の減少を目指すこともまた、喘息改善の一つの方法である。

亜硫酸塩の過剰施主

ドライフルーツや缶詰の果実・ワインなどに豊富に含まれる亜硫酸塩は、喘息と関連のある過敏症患者のアレルギー反応を引き起こしやすい。

さらに外食や出来合いのお弁当などにも含まれる恐れがあるので、自炊や摂取食品の栄養成分の確認を一つの習慣とすると良いだろう。

塩分・ステロイドの過剰摂取

過度な塩分とステロイドの服用もまた、喘息を引き起こす可能性がある。これは体内の水分量が増えることに起因し、前述の体脂肪が多い方の喘息発症率と繋がる部分があるかもしれない。

過度な塩分摂取を控え、経口摂取のステロイドにもまたご注意いただきたい。

喘息改善のために摂取すべき成分

魚を沢山食べ、フィッシュオイルの抗炎症作用を得る

普段魚を常食している人と違い、魚を食べない人はほとんど食べない。もし喘息で悩んでいて、魚などを積極的に摂取していない場合、鮭やサバなどに含まれるフィッシュオイルの抗炎症作用も効果的である。

イギリスにおけるフィッシュオイルを含有するサプリメントを1日に18カプセル摂取した研究では、喘息の原因となる気道過敏性の発症率が少なかったことも確認されている。ただこれらは全てのタイプの喘息に対応しているわけではなく、その効果は炎症タイプの喘息にのみ効果的だという意見もある。

マグネシウムの摂取

時にマグネシウムの摂取が、肥満細胞・Tリンパ球などの免疫細胞からの刺激物質排出を阻害することが認められている。これは喘息の症状である炎症を軽減する効果に繋がり、さらに特定の刺激物質の対外排出を促進するほか、プロスタサイクリンという抗炎症物質を生み出してくれると考えられる。

マグネシウムの摂取量研究でも、1日480mgのマグネシウムを食事から摂取する人は、約200mg程度のマグネシウムしか摂取していなかった人より、肺活量が相対的に多く見られた。さらに気道過敏性に関する検査結果でも、豊富にマグネシウムを摂取している方の方に、良い数値が見られた。

さらに重度のぜんそく発作の治療には、マグネシウムの静脈内投与が実施されるケースもある。これは高用量のマグネシウムにより血管・気道の平滑筋をの弛緩が起こり、、気道を広げることで呼吸を楽にする効果が期待される。普段の自宅などでは難しい治療だが、喘息に関して幅広くマグネシウムが使われている一例である。

1日当たり摂取目安量

  • 400mg(研究上の数値)
  • 含有される食品:ナッツ・豆・未精製穀類
  • ※心臓病・腎臓病患者は事前に必ず医師の確認を取ること

ビタミンC摂取による喘鳴(ぜんめい)の改善

さらに喘息の症状である喘鳴(呼吸時に空気が気管を通る時、ぜいぜい雑音が鳴る症状)の改善には、ビタミンCが有効だと見られている。

各種の研究では一日200㎎のビタミンCを摂取する人は、気管支炎・喘鳴の発症率が他の少量摂取者より30%も低く、さらに肺が酸素を取り込む能力も高いことが分かっている。

そのビタミンCの働きは、私たちの生活環境にある車の排気ガススモッグに含まれる化学物質を中和して、肺を保護する働きを持つ。さらにビタミンCは気道炎症の過程で発生する有害物質も同様に中和し、体内環境を保護すると考えられている。

1日当たり摂取目安量

  • 500~1000 mg
  • 含有される食品:レモン・柑橘系・酸味のある果実、果肉
  • ※一部体質で下痢をする可能性もあるため、過剰摂取にも注意

抗酸化作用のある成分による肺の保護

さらに前述のビタミンCだけでなく、ビタミンE・セレン・βカロチンなどの抗酸化物質も喘息症状の緩和に効果的だと考えられている。これらは肺の過敏性を低下させる効果が期待されているが、あまり臨床実験自体が多くないため、まだまだ研究段階であることは否めない。
特にセレンに関しては、グルタチオンペルオキシダーゼと言われる細胞からの炎症物質放出を予防するための酵素合成に欠かせない成分である。

ただ通常の食事を行っているならば、このセレンが大幅に不足することはあまり考えられない。もしサプリメントでの摂取を検討しているならば、普段の食事と合わせて200ugを超えないようにしよう。

さらに他の抗酸化物質の安全摂取量の目安として、ビタミンE:800IU以下(600IU以上の摂取には、医師の診断推奨) βカロチン:2万5000IU以下が一つの基準となる。

1日当たり摂取目安量

  • ベータカロチン:25000IU
  • セレン:100ug
  • ビタミンE:800IU

ビタミンB群の摂取

ビタミンB6・ナイアシンもまた、小児喘息患者を対象とした研究で一定の効果が認められている。ビタミンB6を1日100〜200mg摂取した患者では、発作頻度・持続時間・重症度が劇的に改善した記録もある。(ただコロラド州デンバーの全米ユダヤ免疫呼吸内科センターにおける類似研究では、劇的な数字は見られなかった)

さらに南アフリカにおける喘息に関する研究では、テオフイリン(ぜんそく治療薬の一種)と1日15mgのビタミンB6を併用した患者が、テオフィリンの副作用(いらいら、不安、失神)を改善する結果がみられた。これらの結果からもビタミンB群が何かしら喘息に対する効果を持ち合わせていると考えても不思議ではない。

1日当たり摂取目安量

  • 50 mg
  • 含有される食品:大蒜・マグロ・鶏レバー・スモークサーモン

サプリメントによる効果的な喘息(ぜんそく)の治療例

1日当たり摂取目安量(いずれか)

  1. ビタミンC 500mg(午前・午後各一回)
  2. 月見草油 500mg(2回を1日3回 3カ月を目安)
  3. ビタミンB15 50mg
  4. ジメチルグリシン 50mg(3食食時中)
  5. ビタミンBコンプレックス 50mg(1日2回)
  6. イチョウ葉エキス 60mg(1日2~3回)
  7. ※コンプレックス:混合の意味であり、今回であればビタミンC以外にも様々な成分を含むサプリメント
    ※あくまでも研究者による一つの推奨例であり、緩和・改善を確定づけるものではありません
    ※改善と同時に服用を中止する場合、医師の相談推奨
    ※上記の併用に関しては、過剰摂取及び複合摂取による別途危険が伴う恐れがあります

~ ご注意 ~

※各種有効成分・ビタミン・ミネラルに関しては国が定める安全容量を必ず遵守し、自己責任で摂取してください。アレルギー反応・疾病・他の服用薬剤等との干渉および弊害に関しては、事前に専門家である医師へ必ずご相談ください。


 

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